頭痛の漢方について
西洋医学の場合、頭痛の時は鎮痛剤を使います。
頭痛のタイプは関係なく、どのような頭痛でも緩和されます。
もちろん、中には鎮痛剤が効かないようなひどい頭痛もあります。
漢方の場合は、頭痛の原因によって使う処方が違います。
偏頭痛
血管が拡張して、神経を圧迫するものです。
ズキンズキンと脈うつように痛みます。
少し冷やしてあげると血管が収縮して楽になります。
カフェインも血管を収縮させるので緩和されます。
緊張から解き放されてリラックスした時におこりやすいです。
また気圧が下がると血管も膨らみやすくなりおこりやすくなります。
生理前におこりやすいのも特徴です。
人によって、眼の前がチカチカしたり、吐き気がある事もあります。
中医学的には、気の流れが悪いタイプと水の流れが悪いタイプに分けます。
どちらも少し熱がこもっていると考えます。
ただし、手足は冷える事が多いです。
緊張性頭痛
偏頭痛と逆で、血管が収縮しておこります。
絞られるような鈍い痛みが続きます。
頭痛の程度は偏頭痛ほどではありませんが、首のこりや不快感を伴います。
血管を広げるような事をすると良いです。
入浴などでリラックスするのは良いでしょう。
原因としては、気の流れが悪い気滞と、血の流れが悪い瘀血や血虚があります。
気の流れは血管の動きを調節しているので、気の流れが悪くなると偏頭痛も緊張性頭痛もおこりやすくなります。
先に緊張性頭痛がおこり、それから偏頭痛に移行する場合もあります。
群発頭痛
非常に激しい頭痛です。
中医学の考えでは、熱毒が神経を刺激しておこると考えます。
熱毒以外に、湿熱や瘀血のタイブもあります。
舌の色や状態、脈の状態でどのタイブか判断して漢方薬を使います。

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