蕁麻疹の中医学的考え方
蕁麻疹は、体の中の邪気や毒素が原因と考えます。
邪気にも種類があり、蕁麻疹の原因になりやすいのが風邪(ふうじゃ)です。
風邪にも2種類あり、一つは外から侵入する風邪。
もう一つは体の中で作られる風邪。
区別するために、外からのものを外風、体の中で作られるものを内風と言っています。
実は風邪(かぜ)も風邪(ふうじゃ)の一種なのですが、同じ漢字を使うのでややこしいです。
ですから、中医学では風邪(かぜ)は感冒と言っています。
風邪の特徴は、動き回る事。
動き回るので、蕁麻疹は出たり引いたりします。
もう一つの特徴は他の邪気や毒素と結びつきやすい事です。
あたたまると出る蕁麻疹は熱邪とむすびついて風熱という状態になっています。
また、湿と結びついたり、毒と結びついたり、瘀血と結びついたりします。
蕁麻疹はまず風邪を取り去る去風薬を使います。
それ以外に、どの邪気や毒素と結びついているか判断して、それを取り除くものを使います。
邪気が風邪だけなら比較的簡単です。
ですが、他の邪気や毒素と結びついてしまうと治るまで一定の時間がかかります。
蕁麻疹は病院では症状を改善する事は出来てもなかなか根本的な治療が出来ません。
蕁麻疹で漢方を使うのはとても良い選択肢だと思います。

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